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広さ&目的別の土地活用アイディア13選|狭小地活用のポイントも

2021.10.21

親から土地を相続したものの「どのように土地活用をすればいいか分からずに困っている」という方は少なくありません。

今回はそんな土地活用初心者の方に向けて、土地の広さや目的別におすすめの土地活用アイディアをご紹介します。土地活用法を決めるポイントや、活用が難しいと思われがちな狭小地を土地活用する際のポイントもあわせて解説します。

土地活用でお悩みの方は、ぜひ参考にお役立てください。

土地活用法を決めるポイントを知っておこう

土地活用の方法を決める際のポイントは以下の3つです。

後になって「こんなはずではなかった…」ということにならないよう、3つの点をおさえた上でベストな土地活用方法を選びましょう。

・その土地に適した方法を選ぶ

土地活用で成功するための最も大切なポイントは、その土地に合った方法を選ぶことです。

例えば、人口の少ない田舎にアパートやマンションを建てても、入居する人がいなければ安定した収益を得るのは難しいですよね。

必ずその土地の面積や形状、立地条件に合った使い方で土地活用をするようにしましょう。

・無理のない資金で始める

土地活用は、無理のない資金で始めるようにしましょう。

例えば、高収益が見込めるからと、マンションを建てる余裕がないのに高額でローンを組んでしまうなどは非常に危険です。

土地活用はほとんどの場合、リスクが伴うものであるため、自身の生活費と土地活用の初期投資の他に余剰資金がある状態で始めるのがベストです。

・優先順位を明確にしておく

土地活用をする目的を明確にし、優先順位をつけておきましょう。

相続税対策が一番の目的で収益は二の次なのか、収入の柱として安定収益を得たいのかによって自ずと土地活用の方向性は決まってきます。

土地活用の方法は非常に数多くありますので、途中で目的を見失い選択を誤ってしまうと後で後悔する結果に繋がりかねません。

小さな土地・狭小地の活用アイディア

5〜15坪の小さな土地・狭小地向けや、20~30坪程度の土地向けにおすすめの活用アイディアを6つご紹介します。

①自動販売機を設置する(5坪以下)

自動販売機を設置して土地活用をする場合、「専門業者に土地を貸して収益を得る方法」と「自動販売機を買い取り自分で運営する方法」の2つがあります。

業者に土地を貸す場合は、初期費用と管理の手間がかからないのがメリットです。自分で買い取り管理する場合は、より高い収益が得られますが初期費用が必要な上に管理の手間もかかります。

②野立て看板を設置する(5坪以下)

「野立て看板」とは、市街地・路地に面した場所で通行人やドライバーに向けて、店舗の案内、施設の誘導目的などで設置された看板のことを言います。

業者へ土地を貸し出すため初期費用もほとんどかからないのが利点で、とくに人口の多い都市部では需要のある土地活用法です。

③ロッカー付きバイク置き場にする(5〜20坪)

バイク置き場は数が少ないため、バイク利用者が多く住む地域におすすめの活用方法です。

狭くて長い土地に向いており、土地に余裕がある場合は他との差別化を図るため「ロッカー付きのバイク置き場」にすると良いでしょう。

似ている活用法として駐車場経営がありますが、バイク置き場は駐車場ほどの収益は見込めません。ですが、設備にかかる初期投資は駐車場より安く済むのがメリットです。

④駐車場を作る(5〜20坪)

駐車場は数ある土地活用法の中でも、初期費用が安く済む上に撤退もしやすいため人気の土地活用のひとつです。

狭小地や変形地に向いているとされ、駐車場経営をする場合は「月極駐車場」と「コインパーキング」の2つの方法があります。

月極駐車場は利用者と月契約で毎月賃料を受け取る方法で、継続した利用者がいれば安定収益につながりますが、同時に空室リスクもあります。コインパーキングは、料金設定によって月極駐車場より高い収益が見込める一方で、駅前や観光地の近くなどの立地条件とニーズに合った料金設定が大切なポイントとなります。

⑤トランクルームを設置する(20~30坪)

▶︎トランクルームの施工実績を見てみる

トランクルームを設置する場合、「自分でトランクルームを購入して設置・管理する方法」と「運営業者に依頼し賃料を得る方法」があります。

トランクルームは初期費用の安さと手軽に設置できるのがメリットですが、高い収益性は見込めないのがデメリットとなります。

⑥コインランドリーを設置する(20~30坪)

周辺が住宅地の場合におすすめなコインランドリー経営は、自身で建物を建てて設備を設置する方法と、コインランドリー業者に土地を貸し出す方法があります。

自身で経営する場合は、初期費用がかかり管理も大変な一方でより高い収益が得られます。業者に貸し出す場合は、設備設置や管理の手間が省けるのがメリットですが、収益は土地の賃料のみなのでそれほど高い収益は見込めません。

資金がなくても始められる土地活用アイディア

「元手資金がないけど、所有している土地を放っておけない…」という方に、資金がなくても始められる土地活用アイディアを3つご紹介します。

⑦「土地信託」でプロに任せる

土地信託とは、土地信託会社に土地を委託して運用してもらう方法です。

土地活用の方法を決める必要も自己資金を拠出する必要もないため、「土地活用の知識がまったくなく、すべてプロに任せたい」という方にはおすすめです。

また信託会社が運用時に建てた建物は契約終了後に土地の所有者へ戻ってくるため、そのまま経営を継続したり売却できるのがメリットです。一方で、収益が保証されているわけではなく、収益が生まれても自分で活用するより収益性が低くなる場合も多いのがデメリットです。

⑧「等価交換」で土地を提供する

等価交換とは、土地の所有者と土地開発業者が相談をしながら建物を建て、その土地の所有権と建物の所有権の一部を等価になるよう交換することです。

土地の所有者は、土地の一部を開発業者に提供する代わりに建物の一部を提供してもらうことになります。自己資金がなくても土地活用をしてもらえるのがメリットですが、土地の単独での所有権は失うことになるため、土地を失ってしまうことに抵抗がある方にはおすすめできません。

⑨「定期借地」で土地を貸す

定期借地とは、他人の土地を借りて自己所有の建物を建てられる権利である「借地権」を利用して土地を貸し出し、貸出料を得る方法です。

定期借地には、一般定期借地権、事業用定期借地権、建物譲渡特約付借地権の3種類があり、契約期間、契約終了時に更地にするのか、地主が買取るのか、など規定に違いがあります。

土地を貸し出す方法のため初期費用も管理も必要ないのがメリットですが、一旦貸してしまうと途中解約ができないなどのデメリットもあります。

高い収益が見込める土地活用アイディア

高い収益を得る目的で土地活用をする場合におすすめのアイディアを4つご紹介します。

⑩マンション・アパート経営をする

安定した長期収入を得たいなら、マンション・アパート経営がおすすめです。

建物を建てる必要があるため、ある程度まとまった自己資金が必要になりますが、上手く経営が進められれば毎月安定した家賃収入を得ることができます。不動産経営の専門知識が必要で、立地条件やニーズの調査を十分行うことが大切なポイントとなります。

▶︎マンション・アパートの施工事例を見てみる

https://mai-meldia.com/cate8/2270

⑪戸建て賃貸経営をする

戸建てを建てて貸し出すことで、毎月家賃収入を得る方法です。

定番のマンション・アパート経営と比較すると、競合が少なく入居者に利用期間も長く空室リスクが少ないのがメリットです。一方で家賃が高いため、ファミリー層など利用者のターゲットはある程度絞られてしまうでしょう。

⑫コンビニを経営する

コンビニ経営は、交通量が多いなどの立地条件が合えばマンション・アパート経営よりも高収入が期待できる土地活用方法です。

自身でコンビニを建ててコンビニ業者へ貸し出す方法と、土地を業者に貸し出し建物は業者が建てる方法があります。初期費用がかかっても高収益を狙いたい場合は、自身でコンビニを建てるのがおすすめです。業者に任せる場合は収益を伸ばしにくくなるものの、リスクを最小限に抑えることができます。

⑬老人ホームを経営する

▶︎福祉施設の施工事例をもっと見てみる

超高齢化社会が進むなかで需要が伸びているのが「老人ホーム」です。

需要が高まっているとともに社会貢献度が高いのも特徴で、高齢者が多く住む地域であれば都市部でなくても一定のニーズがあります。

老人ホーム経営には介護業者に土地を貸し出す方法と、自身で建てた老人ホームを介護業者に貸し出す方法があります。

小さな土地・狭小地の土地活用のポイント

最後に、小さな土地・狭小地の土地活用のポイントを3つ解説します。

狭小地の活用でお悩みの方は、ぜひ以下の点に注意しつつ土地活用を進めてみてくださいね。

・地形や規制について把握しておく

狭小地でもさまざまな土地活用方法がありますが、地形によっては活用が難しい場合もあります。正方形や長方形の場合はどのような用途でも使えますが、三角形などの不整形地の場合は活用が難しく、自動販売機や看板の設置が向いていると言われています。

土地活用をする際には建築基準法などの法規制について知っておく必要もあります。立地によっては建築物の用途や規模に制限がある可能性もあります。

・立地条件やニーズに基づいて活用方法を決める

土地活用方法は、立地条件によって向いているもの向いていないものがあります。

まずは周辺の立地環境や住民のニーズを調査した上で、しっかりと収益が見込める活用方法を選びましょう。

・「売却」も視野に入れておこう

どうしても土地活用が難しい立地や地形の場合、最終的に「売却」するということも視野に入れておきましょう。

税金や運営費の方が高くなり収益がほとんど見込めない場合には、無理に土地活用をせずに売却することも検討してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は土地活用でお悩みの方に向けて、土地の広さ目的別におすすめの土地活用アイディアや土地活用する際のポイントについて解説をしました。土地活用には収益が得られるメリットがある一方でリスクやデメリットもあるため、土地活用の目的や立地条件を明確にした上で慎重に活用方法を選ぶことが大切です。

MAI埼玉支店(旧 田村工務店)は、埼玉県川口市エリアを中心に建設工事・土木工事業や公共事業等を営んでおります。創業50年以上の中で1,000件を超える施工実績と信頼を積み重ね、川口市からは「優秀建設工事施工業者」を11年連続で表彰していただいております。

弊社ではマンション・アパート、戸建住宅からトランクルームまで、幅広い建築物の施工を承っております。お客様のご希望に合わせて最適な提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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